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8月2日と3日は、花火大会

ファイル 305-1.jpg 8月2日の午後3時。室温が34℃、湿度48%。温度は高めですが、風もそこそこあり、これくらいの湿度だとまだ過ごしやすいですね。

 今日と明日は長岡の花火大会。幾つかの起源があるようですが、現在は戦後からの復興、最近では地震の復興が主なものとなっています。今日、2日は週末で日にちが良いという事で混雑が予想されていうようです。事故がなく無事に終了する事を願っています。暑いですので出かけられる方は熱中症など体長の管理にお気をつけ下さい。

 写真は花火とは関係無く玄関先のジョロウグモです。工事現場でおなじみの黄色と黒の注意色で目立ちそうですが、自然界だとこういった色の方が目立たないとか。巣を作ったら後は中央で待つのが仕事です。Web作成後はアクセスを待つって事?言い換えると面白いですね。


タグ:蜘蛛 クモ

コメント一覧

SB (08/16 10:28) 編集・削除

ネットなどで検索すると画像のクモは、ジョロウグモではなくて、ナガコガネグモのようですね。1週間ほど前に姿を消しました。食物連鎖で鳥などに食べられたのかもしれません。

広瀬正「マイナスゼロ」集英社文庫

ファイル 304-1.jpg

 最近のマイブームはSF小説を読むことです。

 SF作家広瀬正さんの「マイナスゼロ」(7月下旬刊)が復刊されました。広瀬さんは1972年に47歳でなくなりました。現在日本SFの記念碑的作品とされていますが、生前作品に対する評価は低く、二度直木賞候補になりながらも、賞をのがした不遇の作家でした。ちなみに、ただ一人推した選考委員が司馬遼太郎。その後、作品自体も長らく品切れ状態でしたので、残念ながら、知名度も低いかもしれません。

 作品は緻密。ディテールを丹念に描くことで、作品世界のリアルさを作り出すタイプです。この「マイナスゼロ」は昭和初期から、昭和30年代後半までが舞台です。「三丁目の夕日」に代表される昨今の昭和ブームの元祖のような作品で、といっても30年代後半は作品発表からすればほんの数年前で、タイムラグはないと言っていいほどなのですが、平成の今からすれば、ノスタルジックな趣があります。むしろ、このノスタルジックな趣は作品の本質といってよいでしょう。

 内容はタイムマシンもの。作者はこの作品に限らず、時間を扱った作品が多いです。といっても、10年ほどの作家活動による作品は多いとは言えません。この「マイナスゼロ」は集英社文庫版広瀬小説全集全6巻のうちの第1巻。今後集英社は同様品切れだった広瀬作品を月ごとに刊行し、12月に完了する予定です。

 最後に。どの作品をとっても面白さ抜群です。特に「マイナスゼロ」は広瀬作品の代表作、最高傑作とされています。