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消えた映画館と地下道に対するメールとその他、あるいは長岡日和

【旧サイト1997.11.7の記事を引越し】


 今はなき映画館は7階建てのビルの1階と2階で営業していました。弟はこのビルの解体に先立ち、映画の機材を運び出すなどの手伝いをし、最上階にも足を踏み入れました。この時事務机の上を保護するビニールシートがまだ使えそうなので頂いてきたそうです。これは今も弟の会社で現役で頑張っています。
 この映画館のことを以前ホームページに載せたところ、たあ坊さんから情報が寄せら、早速ホームページに引用させて貰いました。今回長岡出身で現在は神奈川にお住いの石丸さんから新たな情報を頂きました。以下に転用させて貰います。

 さて,なくなった映画館に関してですが,上階の方(確か7階)に浴場があって大きな宴会場もありました.更に,こちらはうろ覚えですが昔は冬にはスケートリンクもありました.観光会館と呼んでいましたが,最後に行ったのは高専3年のときの花火観光で観光会館に泊まる人の先導みたいなバイトでしたね.なんだかディープで懐かしいです.:-)
 それとディープで懐かしいといえば長岡駅の地下道ですね.
 私が高専生の頃にはまだ長岡水族館も居酒屋長岡城もあって,更にしばらくは旧栃鉄長岡駅から地下道に入る階段も生きてたんですけどね.
 あの地下道は未だに夢に出てきます.いつかあんな雰囲気の地下道の居酒屋で一杯飲みたいと思っています.

-神奈川にお住まいの石丸さんからのメールより-


ファイル 319-1.gif 石丸さんによれば映画館の入っていた柴田観光のビルには冬にスケートリンクが開設されたということです。私はまったく知りませんでした。場所が柴田観光のビル内かはさておき、長岡にスケートリンクがあったとは!このスケートリンクについてのさらなる情報が寄せられることを期待しているのですが。

 地下道についても感想を寄せて頂きました。弟と話し合ったのですが、地下道には駅に向って右手に、長岡水族館、花屋、五合庵、不識庵。左手にはクリーニング店、2店舗並んで骨董店、長岡城があったように記憶しています。以上については弟が見取り図を作ってくれることでしょう(かな?)。このうち五合庵は移転と同時に閉店しました。長岡水族館と長岡城は現在でも東口界隈で営業を続けています。他の店舗はどうなっているのか分かりません。
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 長岡城と長岡水族館の現在の様子を写しに出かけたついでに、長岡の風景を満喫しに行って来ました。おまけに遊書房でジャズ関係の古本を3冊買ったり、酒小屋(あらためて長岡のプレイスポットで紹介致します)でちょっ2杯ときこしめしたりと、私にとって今日は長岡日和(ちょっと剽窃ですね)でした。

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by BigBrother


タグ:長岡市

広瀬正「マイナスゼロ」集英社文庫

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 最近のマイブームはSF小説を読むことです。

 SF作家広瀬正さんの「マイナスゼロ」(7月下旬刊)が復刊されました。広瀬さんは1972年に47歳でなくなりました。現在日本SFの記念碑的作品とされていますが、生前作品に対する評価は低く、二度直木賞候補になりながらも、賞をのがした不遇の作家でした。ちなみに、ただ一人推した選考委員が司馬遼太郎。その後、作品自体も長らく品切れ状態でしたので、残念ながら、知名度も低いかもしれません。

 作品は緻密。ディテールを丹念に描くことで、作品世界のリアルさを作り出すタイプです。この「マイナスゼロ」は昭和初期から、昭和30年代後半までが舞台です。「三丁目の夕日」に代表される昨今の昭和ブームの元祖のような作品で、といっても30年代後半は作品発表からすればほんの数年前で、タイムラグはないと言っていいほどなのですが、平成の今からすれば、ノスタルジックな趣があります。むしろ、このノスタルジックな趣は作品の本質といってよいでしょう。

 内容はタイムマシンもの。作者はこの作品に限らず、時間を扱った作品が多いです。といっても、10年ほどの作家活動による作品は多いとは言えません。この「マイナスゼロ」は集英社文庫版広瀬小説全集全6巻のうちの第1巻。今後集英社は同様品切れだった広瀬作品を月ごとに刊行し、12月に完了する予定です。

 最後に。どの作品をとっても面白さ抜群です。特に「マイナスゼロ」は広瀬作品の代表作、最高傑作とされています。


福島江の桜 その2

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 福島江の桜に提灯がつりさげられました。おととい(4月4日)のことだそうです。

 全部の桜を見回ったわけではないですが、花はほとんど開花していません。川辺は水のせいで冷えるのでしょうか。日当たりも良好とはいえないようです。

 でも重なりあう枝はぼんやり赤みを帯びています。開花はもうすぐですね。


山の雪

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 4月4日。風はちょっとばかし強いけれど、よい天気になりました。
 家から見える山。八方台、花立峠、鋸山などの雪もかなり解けてきました。

 ところで、このホームページを読んでいただいた方からメールをいただくのですが、受信はできるものの、送信ができないという状態がずーっと続いています。
 いろいろ試みましたが、いっこうに復旧できません。そうなると、以前メールをこまめにチェックしていたのが、最近では週の終りになんてことがしばしばです。それさえもやらないで半月ほったらかし、なんてこともあります。
 また、どういう設定の具合なのか、以前送信してくれた人から、「メールが届かずに帰ってくる」とも言われました。どうしてなんでしょうね。

 ってことで、メールを送ってくださる方々、そういうわけですので、返信を出せずに済みません、という弁解でした。


コメント一覧

SB (04/04 23:45) 編集・削除

メールが受信できて送信できなくなるのは、大方以下のような事が原因です。「メール送信サーバ587番ポート対応設定方法」のリンクなどを参考にして設定を変更すれば、直ると思います。
http://support.biglobe.ne.jp/news/news146.html

「竜の眠る浜辺」山田正紀

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 最近のマイブームはSF小説を読むことです。

 ということで、私のマイブームのきっかけとなった一冊。
今から20年以上前に同著者の「神々の埋葬」を読んだ折は、おもしろかったものの、あまりに設定が荒唐無稽すぎて、その一冊きりになってしまいましたが、表題と表紙の絵に魅かれ購入。読みだすや、時を忘れ一気に読んでしまいました。

 突然湘南の一地域だけが恐竜の生息した時代になるという設定。むしろ、ファンタジーと言ったほうがよいでしょうか。それぞれの問題を抱える登場人物たちが、この超常現象を通じて心を通わせ、連帯を強めていく過程が、情感をもって描かれています。

 ところで、現在この作品は品切れ。私は大型古本店で購入。先の平井和正作品を含め、1970年代や1980年代のSF作品が入手しづらくなっています。ちなみに、同著者の「最後の敵」という傑作SFも品切れ状態。もちろん、こうした状況はSFに限らず、他の分野でも同様でしょうが、文庫がたちまち品切れ状態になってしまうのは何ともさみしい限りですね。


「サイボーグ・ブルース」平井和正

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 最近のマイブームはSF小説を読むことです。
ということで、平井和正「サイボーグ・ブルース」は「8マン」を意識して書かれたものだそうです。ご存じでしょうが、氏は「8マン」の原作者。「なんだ、マンガの延長か」って思われたあなた、そんなもんじゃないです。すごいです。これまた一級のエンターテイメントでありながら、とにかく深い。登場人物たちのすさまじい情念が見事に作品化されています。
 未完(巻末星新一氏の解説で知りました。私は全く気付きませんでした)ですが、未完であることを感じさせないほどの統一感があります。


「アンドロイドお雪」平井和正

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 最近のマイブームはSF小説を読むことです。
 平井和正と言えば、「幻魔大戦」「ウルフガイシリーズ」。題名くらいだけは知っていましたが、自分の読書範囲とは重ならないと思い、読まずにいました。
 ですが、このところ80年代の日本のSFを読むようになっていたので、古本屋でなにげに「アンドロイドお雪」(105円)を見つけ、読みだすや、その面白さに驚嘆しました。1969年に書かれた作品とは思えないほど新鮮でした。評判の高い翻訳ものと言われても、私は頭から鵜呑みにして信じてしまうほどです。さらに分類すれば、SFハードボイルドという分野になるでしょうか。
 サイボーグ猫のダイの存在も秀逸で作品に深みを与えています。再読すると、どれほど作者が巧妙に伏線が張り巡らしていたかにも驚かされます。これほどのエンタティメントを日本人が書けるなんてって思いました。平井和正という作家について、自分が勝手に抱いていたイメージがどれほど貧弱なものだったかが思い知らされました。とにかく驚愕の一冊です。
 ところで、「なんでお雪なんだろう」このアンドロイドと関係の深い登場人物の名前が野坂アキ。野坂アキと雪、野坂アキとユキ、野坂アキユキ、野坂昭如ってシャレなのかなーなんて。それと、この表紙の絵。よく見たらお雪ではないんですよね。


あけましておめでとございます。

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 昨年30日の夕方から一夜で30センチ近くの雪が降りました。
 大みそかの雪は大したものではありませんでした。日中はほぼ曇り、それでも夜中までに10センチくらいは降ったでしょうか。積雪は雪が湿っているせいで、24、5センチくらい。
 明けて正月。雪がちらつく一日でした。降雪、積雪ともさほどではありません。
 1月2日。日中は青空がのぞく穏やかな天気でした。
 1月3日。朝は曇り。今みぞれが降っています。降雪は25センチほど。

 さて、今年は大雪の予報でした。現在まで山間部では結構な降雪になっています。スキー場は十分な雪が積もったようですから、もうこれ以上は降らないでほしいですね。

 今年一年どんな年になるやら、健康で暮らせればいいですね。


ごぶさたまたまたまたまたまたまたまた酒の肴考

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 飲んだくれて気づけば師走。気づいても飲んだくれるってのが、酒飲みの酒飲みたるゆえん。年の瀬、なにかと寒い時には熱燗。安酒をこれでもってなくらいに熱燗にして飲むのがいいですな。酒のまわりがてきめんで、一人寝の煎餅布団が苦になりません。

 つまみは白菜の漬物。これが合うんだ、熱燗に。そこらにほっぽっておいてもきりきりに冷えて歯にしむほどだ。そのうえ微妙に、酸っぱくなってるんだ、これが。え?悪くなったんでしょ?とんでもない、発酵したんだね。古漬けなんて言う人もいるけれど、まったく新しく生まれかわったんだって言いたい。乳酸菌のせいで、健康にもこのうえなしだ。もっともこれで五合飲んじゃったんだから、差し引きすればマイナスだな。


コメント一覧

望郷生 (12/17 15:56) 編集・削除

長岡は雪が積もったでしょうか。
今度の正月は雪の中なのでしょうか。
ところで、先日のユズといい、今回の白菜漬けといい、
私も大好きです。以前は女房が漬けたのですが、今年は白菜が高いようで漬けませんでした。買ってくるので、うまい白菜漬けに出会ったことはありません。自家製の白菜漬けを食すことのできるBBさんがうらやましい限りです。

マイナス水素イオン@春 URL (12/22 15:31) 編集・削除

はじめましてのコメントです!
ブログ楽しく読ませて頂きました^^
また遊びに来ますので宜しくお願い致します!

餃子マン URL (12/23 16:00) 編集・削除

はじめまして!
年末にかけて私も飲んだくれの生活を送ることになりそうです。

スターバックス URL (12/23 16:23) 編集・削除

こんにちわ!
味のあるブログですね。白菜の漬物いいですね~。
白菜の漬物は常に冷蔵庫に置いてあります。
他にカブの酢漬けもイケます。

静@咳 URL (12/25 12:17) 編集・削除

五合は呑み過ぎじゃないでしょうか?
スミマセン・・。
司馬遼太郎さんの河合継之助を思い出しながら
拝見しました。

ヘルニアで腰痛 URL (12/25 16:07) 編集・削除

漬物に熱燗・・・良いですねぇ~。
漬物であれば、基本的になんでも酒が進みますよね!!

BB (12/26 19:24) 編集・削除

 望郷生さん、いかがお過ごしでしょうか。

12月26日現在、八方台や鋸山などには雪が積もっていますが、長岡の市街は雪はありません。週間予報は大みそかに雪マークがありました。

 長岡の本格的な雪は大みそかから年明けにかけて降ることが通例だと記憶しています。大雪にしろ、小雪にしろ、だいたい降り始めはそんなところで、大雪かどうかを分けるのは2月の雪の降りぐあいだったように思っています。

 さて、この冬はどうなりますことやら。でも冬至を越して陽が長くなってゆくって嬉しいですね。今日12月26日の長岡は穏やかな天候でした。

 今年の風邪は長引くようです。お互いに健康に気をつけ快適な冬を送りたいものですね。

BB (12/26 19:30) 編集・削除

マイナス水素イオン@春さん、書き込みありがとうございます。
 
 このブログは弟のSBとほそぼそとやっております。よろしかったらまたお立ち寄りください。
 

BB (12/26 20:06) 編集・削除

餃子マンさん、書き込みありがとうごいます。
以前手作り餃子にはまってせっせとつくったことがありましたが、最近は近くのお肉やさんの餃子や市販のもので済ませております。

 この頃では焼くときに小麦粉を溶いた水で羽を作ることを覚え、気に入ってせっせと焼いております。

 よろしかったら、またお立ち寄りください。

BB (12/27 02:32) 編集・削除

スターバックスさん、はじめまして。

白菜の漬物って、昔は物足りないように思っていましたが、最近なぜかうまいです。白菜のキムチもあれはあれでよいのですが、日本酒にはシンプルな白菜の漬物のほうがぴったりする気がします。
 
 スターバックスさんの冷蔵庫には酒の肴が豊富にあるようなのでうらやましいです。

 それではよろしかったら、また当ホームページにお立ち寄りください。

BB (12/27 02:39) 編集・削除

静@咳さん、書き込みありがとうございます。

呑み過ぎですね。恐ろしいことに着実にアルコール依存症に近くなってきています。よく記憶なくなるし。

司馬遼太郎「峠」なつかしいですね。去年司馬遼太郎の「空海の風景」を読んで感心いたしました。これは小説というよりも、随想に近いのでしょうかね。下手に小説化するよりも、空海像が生き生きと感じられました。

最近は酒と漬物と小説片手に呑んでます。

よろしかったら、今後ともお立ち寄りください。

BB (12/27 02:45) 編集・削除

ヘルニアで腰痛さん、はじめまして。

熱燗って昔は苦手だったんですが、年とったせいか、
やけにうまいです。
それと漬物。腹に持たれなくていいです。これは飲み過ぎで胃腸が弱っているのと、年齢からくる必然的な内臓の衰えでしょうね。もちろん私の場合。

それでは、機会がありましたら、ぜひ当ホームページにお立ち寄りください。

ごぶさたまたまたまたまたまたまた酒の肴考

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味つけ煮玉子

 ラーメンブームでおなじみになった味玉。ほんの少しの手間で家でも予想外に出来上がります。

 私はスーパーの安売りの時にワンパック100円ほどで買い、調味液につけ込みます。

 半熟が好きなので、ゆで時間は6分10秒ほど。黄身が片寄らないように、静かにかきまぜる。水道の水ざっと冷やした後、氷水で急速冷却。ゆであがり後、とにかく素早く冷やすと殻がきれいにむけるようです。

 調味液は市販のつゆのもとを使っています。和風なので、さっぱりした味に仕上がります。

 遠足の固ゆで卵や弁当の甘い卵焼きがご馳走だった世代には、今の卵の安さにはびっくりさせられます。なんでも一日に2回産ませるとか。そのせいか卵の殻が薄く、ゆでる時にひびが入ってしょうがないですね。


タグ:酒の肴

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望郷生 (08/21 09:06) 編集・削除

おいしそうですね。
市販のつゆの素を使うのですね。
今度の休みに試そうと思います。
ありがとうございました。

BB (08/22 20:26) 編集・削除

 望郷生さん、書き込みありがとうございます。
私は「テンヨのだしつゆビミサン濃縮5倍」というものを使っています。これがよいとかではなく、たまたま家にあったってことです。
 5倍を目安にして、漬け込みます。夏は傷みやすいのでとにかく清潔にして、冷蔵庫で味がしみ込むのをたのしみにしております。じっくりつけこむほうがすきなので、薄めにしています。
 こちらは昨夜今までないほど蒸しました。今日は午後から雨が降ってくれて、よほど過ごしやすくなっています。それでは。