エリア0258
新潟県長岡市の情報

プロフィール

タグ一覧

コンテンツ

QRコード

  • 携帯電話での閲覧に活用下さい!

記事一覧

トップ

ウェスト・コーストの時代

ファイル 182-1.jpg

CHET BAKER SINGS

 モダンジャズの歴史の流れの中で、確かにウェスト・コースト・ジャズは本流ではないようだ。けれども、ともすれば辛辣な記述が目につくのはなぜだろう。批評のコツは、「誉めるよりも、いかに貶すかにある」らしいから、一世を風靡したウェスト・コースト・ジャズを「あのころはジャズに対する理解がてんでなっていなかった」って言えば安全パイってところなのかな。

 ウェスト・コーストにジャズが盛んになったのは、不景気だったアメリカのなかで羽振りの良いハリウッドにジャズマンたちが集まったからだ。ジャズマンがハリウッド映画のBGMの演奏をしたからといっても、ジャズに劇的な変化は起こらなかったろうけれど、やっぱり、ジャズの演奏のやり方・考え方に影響を与えたと思う。効果的な音楽とは何ぞやってね。それに西海岸の晴れやかな気候も影響しているって言われてるしね。

 1950年代のハリウッドは古き良き時代の終わりも終わりなのだけれど、それこそ最後の光芒を放っていた。表面上は大作が封切られ、栄華はいつ果てるとも知れなかったそうだが、終りは間近に迫っていたんだ。ハリウッドの赤狩りの嵐よりもある意味では深刻なのだが、テレビの普及が映画の都を脅かしていたそうだ。

 ウェスト・コースト・ジャズの代表者、チェット・ベイカーにしろスタン・ゲッツにしろ、一聴すると、洗練された知的で軽やかな印象を受ける。でも、晴れやかな表情はあくまでも仮面であって、隠された顔が存在するように思える。彼らの名演にはその顔がちらちらとのぞく。むしろ、ヒミツめいた隠微さが魅力になっているような気がする。ニュー・ヨークをはじめとするイースト・コーストでも影の部分は同じ様にあっただろうけれど、ハードボイルドの巨匠たちが、ウェスト・コーストを舞台にしているのも興味深いね。


タグ:ジャズ

      
  • 2007年07月09日(月)23時11分
  • |
  • 未分類
  • |
  • by SB

落雁(らくがん)

落雁 春にお土産でいただいた「らくがん」。豆の香りがします。食べる時に多少食べづらい感じもしますが、この辺ではあまり見かけない、印象に残る美味しいお菓子でした。長岡では米百俵という落雁が有名です。


タグ:お菓子

ごぶさたまたまた酒の肴考

ファイル 181-1.jpg

納豆を肴に~その3~
キムチ納豆

 キムチを納豆に混ぜたもの。そのまんまですね。でも、この比率が難しい。「それぞれが自分のベストを見いださねばならないのである」なんて、ほざいてると、どこからか、「別々に食べたらいいじゃないか」の声が!くわばら、くわばら、そんなことはない、単なる空耳、最近飲みすぎだからね。
ちなみに私はキムチと納豆1:1です。

 画像は納豆とキムチを混ぜ合わせる前。これから「さあ飲むぞ!」ってうれしい瞬間が待っている。


タグ:酒の肴

「cool」ってカッコいい!?

ファイル 180-1.jpg

「BIRTH OF THE COOL」

MOVE
JERU
MOON DREAMS
VENUS OF MILO
BUDO
DECEPTION
GODCHILD
BOPLICITY
ROCKER
ISRAEL
ROOUGE
DARAN THAT DREAM
JOHN'S DELIGHT
WHAT'S NEW
HEAVEN'S DOORS ARE WIDE OPEN
FOCUS

 モダンジャズが黒人ジャズマンたちによってニューヨークハーレムで誕生すると、この影響を白人のビックバンドも受ける。歌わない、踊らないが新たなジャズの性格だったけれど、白人のビックバンドの多くは人気歌手を抱えていたし、踊るための演奏もしてたから、バップを取り入れるといっても、こうした制限の下でのこと。こちらは編曲を重視することになる。ジャズシンガーを盛り立ててゆくんだったら、当然のような気がする。しかも、バップに比べるとぐっと洗練されて、大成功。プログレッシブジャズと呼ばれることになる。代表するビックバンドにはスタン・ケントン楽団がある。

 編曲にはヨーロッパ音楽の知識が生かされるわけだから、ジャズのアフリカ的な要素とヨーロッパ的な要素は前にもまして融合することになる。この知的で都会的なジャズには「COOL」という言葉がぴったりとくる。その流行は衰えることなく、さらに推し進められ、クールジャズが生みだされる。担い手の多くがウエストコーストの白人ジャズマンだったので、ウエストコーストジャズへと集大成されたのだった。

 モダンジャズが能天気なままバップとして育っていくかと思いきや、ちょっと回り道をすることになるわけだけれど、そこは苦労のし甲斐があったというもの。ウエストコーストジャズはバップをより豊かに育て上げてくれたのだ。


タグ:ジャズ

庭のビワ

ファイル 179-1.jpg 数日前から庭のビワが食べられるようになりました。大きさにばらつきがありますが、思った以上においしいですね。ちょっと酸っぱくてさっぱりした味です。


タグ: びわ

コメント一覧

望郷生 (07/09 17:00) 編集・削除

庭でびわができるなんて、いいですね。うらやましいです。ところで、時々、ジャズのページがありますが、私自身は何も分からないのですが、娘がジャズが好きで、ジャズの記事の時はプリントして、見せてます。
これからもよろしくお願い致します。

SB URL (07/13 18:18) 編集・削除

強風で折れてしまったり諸事情によりなくなったヒメリンゴやグミもそんなにおいしいものではないですがありました。柿は日当たりの関係が渋の上がりが悪いのと、電線の邪魔になるなど危険の為に切ったり…といろいろと自宅にの周りには所狭しとありました。いまは、葡萄、イチゴ、近所の人と交換しあったハーブなどがあるようです。

レンタルサーバーのサービスを変更

ファイル 178-1.jpg 今日はお昼頃に散髪してきました。
 帰りに近くのハードオフに寄りました。ジャンク品とはいえ、パソコン本体が4000円前後数年前なら、ハードディスク、ケース、CPU、メモリ、CD-ROM…それぞれが4000円程度はしたものです。ゴミとして処分する場合は、それ以上に掛かる今は何かおかしいですね。新しいOS(Windows)が発売され、古くなったOSのサポートが行われなくなるのが、パソコンがゴミになる一つの原因だとおもいます。何度も書いたように思いますが、もったいないですね。

 そうそう、このサイトを設置しているレンタルスペースを新しいものに更新しました。ほぼ同じ費用でディスク容量は20GBです。それまでは、300MB程度だったので凄いサイズです。
(2007年7月8日 晴れ)


タグ:パソコン Windows

「バド・パウエル‘57」

ファイル 177-1.jpg

Bud Powell'57
1 DEEP NIGHT
2 THAT OLD BLACK MAGIC
3 'ROUND ABOUT MIDNIGHT
4 THOU SWELL
5 LIKE SOMEONE IN LOVE
6 SOMEONE TO WATCH OVER ME
7 LOVER COME BACK TO ME
8 TENDERLY
9 HOW HIGH THE MOON

 『ディープナイト』は「クール・ストラティン」の悼尾を飾るわが愛聴曲だ。ソニー・クラークがそものもこの曲をレコーディングしようと考えたのは、バド・パウエルの演奏を聴いたからだという。

 現在バド・パウエルの『ディープナイト』は「バド・パウエル‘57」で聴くことができる。このレコードをソニー・クラークがじかに聴いたかは知らないが、いずれにせよ、彼が耳にした演奏とそれほど変わらないはずだ。
 
 「バド・パウエル‘57」は1957年再発時のタイトルで、もとは「ジャズ・オリジナル」という。1954年と1955年の演奏を含んでいる。『ディープナイト』は1954年の音源で、このころは絶頂期を過ぎ、指のもたつく演奏と酷評されるようになる。

 パウエルの『ディープナイト』はトリオ演奏だ。ソニー・クラークのカルテットの演奏もそう華々しいものではないのだけれど、トランペットとアルトサックスがある分メリハリのある演奏なんだということを納得する。

 いったい、このパウエルのピアノの狂った感じは何だろう。「指が動かないせい」と片付けて済ませるには、無性に気味の悪さが残る。彼のピアノは他の演奏者を巻き込み曲全体を呪縛する。聞けば聞くほど不思議さが募る。彼の探り出す音は隠れた存在の不可解な呻きのように・・・・。


タグ:ジャズ

ごぶさたまた酒の肴考

ファイル 176-1.jpg

納豆を肴に~その2~

 納豆を使った肴といえば、納豆を油揚げに入れて焼いた一品が定番だし、一番豪華だと思います。これには栃尾の特大油揚げがふさわしいです。とにかく栃尾の油あげだと一段と美味しいです。
 納豆には薄めに味をつけます。これを油揚げの中に適量入れて、あとはオーブンでこんがりと。
 出来上がりにねぎしょうの薬味やかつお節をふんだんに添えて、醤油をたらし、食べるだけです。
 熱を加えるため、納豆特有のにおいが立ち上ってくるのが、少々難点といえば難点。もっとも、このにおいがあるからオツだとも言えます。


タグ:酒の肴

コメント一覧

望郷生 (07/03 14:44) 編集・削除

ほんとに久しぶりの「酒の肴考」ですね。
今までの分は全てプリントアウトして、
綴じて本にして、時々、見させていただいています。
「栃尾の特大油揚げ」・・懐かしいです。
こちらでも、朝日山酒造(久保田)直営の飲み屋があって、そこに飲みにいった時には、必ず肴として注文します。

BB (07/08 20:50) 編集・削除

 望郷生さん、こんにちは。うれしい書き込みに、
いつも励まされ、元気づけられています。

ホームページの更新はこの二年間は弟の独り舞台
だったので、最近うらやましくなって復帰しました。

こうしたブログ風のスタイルは、まだなじめませんし、
使い勝手もよく分からず、そのまま原稿を投稿しています。

栃尾の油揚げは近くのスーパーで簡単に手に入るし、一枚200円もしないので、酒の肴にはお手頃ですね。

日向ぼっこ

ファイル 175-1.jpg 7月になりました。今年も半分終わった感じですね。2000年に会社を辞めたのが7月。それからもう直ぐ丸7年。あっという間です。先がまだまだ見えないですが、何とかやっています。さて、数日前に玄関先でトカゲが菊の花の上で日向ぼっこを見かけました。逃げられないようにと慎重に撮影したのですが、少しピントがずれてしまいましたがご覧下さい。



【関連サイトURL紹介】
■ニホンカナヘビ
http://homepage3.nifty.com/japrep/lizard/kanahebi/text/jpkana.htm
■ニホンカナヘビの飼育方法
http://homepage3.nifty.com/japrep/lizard/kanahebikeep.html

■ニホントカゲ
http://homepage3.nifty.com/japrep/lizard/skink/text/jptokage.htm


タグ:トカゲ

ごぶさた酒の肴考

ファイル 174-1.jpg

納豆を肴に~その1~
 身辺色々騒々しかった納豆君ですが、最近ではすっかり落ち着きました。健康にいいとか、肥満解消だとか、無責任な外野が納豆君の噂を流して、罪のない納豆君まで迷惑をかけた事件も、ずいぶん前のことのような気がします。
  怪我の功名とでも言うのでしょうか、あれからスーパーにはいろんな納豆君たちが顔を見せました。値段もちょっぴり安くなったようです。
 納豆君を酒の肴へ一変させるうまい手はないものかと、試行錯誤しています。
 え、なになに、わざわざそんなことする必要ないって、そうですけど、まあ、我慢してくださいな。
 どうにか合格水準に達しているのが(あくまでも私の基準ですが)この、納豆とイカの塩辛の組み合わせです。イカ刺を納豆であえたイカ納豆はおなじみですが、これはイカの塩辛を使う点がコロンブスの卵的発想ではないかと自負しています。ですから、いたって簡単で、よく糸を引いた納豆に好みでイカの塩辛を混ぜるだけのもの。備え付けのたれは入れないほうがいいみたいです。塩辛の味でくどくなってしまうようですね。辛子入れてもいいです。隠し味になります。
 においがちょっときつくなりますが、案外美味しい一品です(あくまでも私の基準ですけど)。


タグ:酒の肴 納豆