藤子不二雄Aによる傑作ゴルフまんが。ただ、前半部分ではまんがならではの荒唐無稽なところが目立ちます。
前半の敵役、ミスターXはタイガーマスクの虎の穴を連想させ、現時点からすれば設定に欠点が見えるのですが、この「プロゴルファー猿」が登場した 1974年当時、ゴルフを扱ったまんがはこれがはじめてだったそうですから、こうした食いつきを仕掛けておかざるをえなかったとも考えられます。
ぐっとおもしろくなってくるのは、主人公がプロテストを受けようとするあたりからで、派手な対戦はなくなりますが、前にも増してメンタルな駆け引きが熱く繰り広げられていきます。
この「プルゴルファー猿」は、前回の「あした天気になあれ」とある意味では対照的な作品です。
後者はプロテスト合格から全米オープン勝利まで華々しくグレードアップする割には、人間的な成長はほとんど見ることができないのに対し、「プロゴルファー猿」では対戦が地味なものになっていく割には、主人公の著しい人間的成長が描かれています。
もちろん、どちらも甲乙つけがたい傑作まんがですが、ただ「プルゴルファー猿」のラストは泣けます。

長岡駅をでると、左手に更地が広がっていますが、かっては長崎屋というデパートがありました。手前の信号機次第では感慨にひたるかどうかが決まってしまいますが、この横断歩道を渡ると、パチンコ店が3軒ならんでいます。一番右側のパチンコ店は、十数年前は電気店だったか、家具店だったかその両方だったかでした。まったく「パチンコ店の勢力おそるべし」ですね。
え?「スマートボールてなんだ?」ですって。今ではこれを知らない人が多いのも無理はありません。ピンボール(これだって知らない人がそろっと出始めているかも知れませんね)がただ名誉を求めるだけの孤独なダンディズムに満ちているとしたら、スマートボールは娯楽と射幸心をくすぐる泥臭いスノッビズムを帯びています。ありていにいえば、今のパチンコ台をぐっと素朴にレベルダウンし、台を寝かせてあるのです。玉は一回り大きな白いビー玉を、スマートボールのように手動で弾くのです。
ちょとした流行語にさえなった「ミレニアム」は、ラテン語由来で「千年間、千年期」という意味だそうです。日本人にはとって、この「ミレニアム」は区切りが良いということを除けば、たんなる年月の経過にすぎませんが、キリスト教圏の人々にとっては微妙な感情を引き起こす言葉だと聞きました。それは同時に、この言葉が「至福千年、千年王国」を意味するからだそうです。この宗教的ヴィジョンを示す言葉は、私のような非キリスト教徒には、むしろエキゾチックに響きます。
先月10月29日、両親が栃尾市半蔵金の親戚の家で見つけた茗荷の花と思われるものの画像をホームページに載せました。両親と親戚は60歳を過ぎていますが、初めてみたということでした。
以下、ミョウガの花についての抜粋です。
最終的に何巻になるのかわかりませんし、三人の子どもの末っ子は途中で生まれたように私は記憶しているのですが、1巻ですで小学生ほどに成長しているので、この巻の前に話があったような気がします。いずれにせよ最終的には、アウトドアライフのノウハウを中心とした蘊蓄まんがになっていったように覚えています。
いわゆるひとつのヘアヌード写真集ですが、今を時めく人気アイドルがモデルとなったことが多くのヘアヌード写真集の出版の経緯と趣を異にしたため、マスコミが大騒ぎしました。果ては当の人気アイドルの涙の記者会見もあったりして話題になった一冊です。